大阪は泉佐野「泉佐野漁港」から出向いているジギング船「塩ちゃん」に乗ってきたので釣果を含めてレビューします。
(2023年10月4日実釣)
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アクセス
大阪市内からおよそ30分・神戸からおよそ30分
阪神高速湾岸線<泉佐野北IC>下車していただき、佐野漁港前交差点を右折していただけますと到着できます。
和歌山からおよそ25分
阪和自動車道<泉佐野JCT>~関西空港自動車道<泉佐野IC>下車していただき、空連道臨海南を右折、佐野漁港前交差点を左折していただけますと到着できます。
船体
前は広さがしっかりと確保されており、道具を置きながらでも充分に釣りを楽しめる広さが確保できています。
横幅は通常の船のサイズとなっており、横にベンチなどは付いていません。
当日は6名だったので前3名、後ろ3名と横には誰も居ていませんでいたが、詰まってくると横は荷物の取り出しや移動中に座るところに困るかもしれませんね。
料金
時間
時期で出船時間が変わると言うよりは釣れそうな時間帯によって出船時間が変わるために帰港時間が変わるみたいです。
時間に余裕がある方は助かりますが、タイトな時間での釣行の場合は困っちゃう場合があるかもしれませんね。
前日状況確認
当日は中潮の3日目で満潮10:22、干潮15:22とまあまあな状況。
深夜に降る雨で水潮になる懸念はありますが・・・
集合時間は7:00に決定。
もう少し早目の時間かと思ってたのですが雨の影響からなのか、潮が効く時間が夕方からなのかはわからないですが、ゆっくりなのは体に優しくて助かります。
この時は勝手にタチウオ80%ちょろっとタチウオ20%ぐらいの気分でいてたのですが・・・・
当日
いい感じの曇り空で涼しくて良かったと車内で見ていて外に出ると寒い!
昼から暑くてつらいかもしれないですが、半ズボンにでの行くのはやめようと思った・・・
ポイントは
泉佐野から出向して左舷から陸が見えて関空大橋が見えているので早速タチウオポイントに向かっていると信じているのでした・・・
もちろんセッティングしているジグも150・200gのタチウオ用のジグ。
この移動中に事件が発生していたのですが、その事件は別で作りますね。
(完成したらリンクを貼っておきます)
船長から「ロングジグの~300gで」って言われた時には何事かと思いました!
そうか!共食いパターンで釣れているのかと思っていると、「周り青物釣れているよ~」との追い打ちで状況を理解したのでした。
実釣開始
ウロコジグ300g(シルバーダブルエンドグロー)のフロントフックは・・・忘れました。サワラがあがっているのでリアフックも付けて挑みます!
数流し目で・・・はい安定の殉職!
言い訳ですが根掛かりではなくてサワラカッターですからご安心ください。
久々の激流で上手なアクションができず、また青物は気休め程度だろうと思っていたのでろくなジグを持ってきておらず、あきらめながらやっていると2回目の事件が起きました。
ウロコジグ250gでGetしました。7kg台かなって感じでした。
もう少し太ければ脂も期待できたのですが、今の時期はこんな感じが中心かなと思います。
ロッド:オシアジガーs623
リール:20ステラsw10000pg(スプールを8000に交換)
ライン:オッズポート3号
リーダー:バリバス80lb
*ドラグはガチガチ派なので、少し時間はかかりましたがほぼドラグを出さずキャッチできました。
青物は気休め程度だと思っていたので、トンジギ用で使っていたスピニングセットを取り合えず持ってきたので少しオーバースペックでしたね。
他にもヒットは合ったのですが、船上で結んだノットがあまくすっぽ抜けなどで、3Hit 1Catchの散々な結果でした。
タチウオ釣果
全部で12匹でした。
1時間ちょっとしか時間がないので、短時間の割にはまぁ及第点かなと思っています。F5近いのが取れたのが救いで刺身にするか焼くか煮つけかを悩みながら釣りを続けてました。
今回は大きいタチウオを釣らせてくれようと着けたポイントもまぁまぁの流れ。
200g(ウロコオールグロー)で結構流されます。棚も80mぐらいなのに糸は100~110mは初回の棚取りで出ます。
満席の時はお祭りの原因になりそうですが、他の方々はビックリするぐらいタチウオに興味がなさそうでのんびり談笑したりご飯食べたりしています。
流れは速いのですが、F2サイズもやはり潜んでいるのでF2~5近いサイズとなりました。
一日を通して
青物を狙いが久々で手を抜いていたことが今一の釣果になったと思っているのですが、敗因も明確になったのでこれから紀北にブリチャレンジに行く方や、自分がリベンジしに行くときのアドバイスです。
ジグ形状
青物は完全なるタチパターンに入っており、セミロングならばアタリ激減で普通のロングでまぁたまに当たるかな程度なので、CLAWのGOKUUSU泳ぐ350gの395mmなど長ければ長いほどアタリは出ると感じました。
お隣さんも多分このジグを借りて一投目にヒットし、ブリを水面20cmぐらいまで上げていたのでジグのシルエットが良かったんだと思うのですが、なんせ20cmまで寄せたところでラインブレイクしてジグが殉職し一投しか見ていないので革新までは至りませんでした。
・長ければ長いほどGOOD
■実績を考えるならD-CLAWのGOKUUSUですが価格が。。。
■コスパで考えるとメジャークラフト一択になるかも
ウエイト
使われるラインやリーダーなどの太さにもよりますが、
・300g以上からで350gや400g
も潜ませていた方が良いと思います。
明石や紀北のポイントは潮が効いている時に青物が良く反応し、往々にして激流で1流しの時間が短い場合が多いです。
いかに底取りを早くし、何回底を取れてシャクれるかが釣果に結び付くと思います。アクションもスローフラフラシャクり上げか、早巻きジャークからのフォールで充分なのでヘビーウェイトが圧倒的に有利です。
タチウオは
正直今の大阪湾はタチウオが沸くように居ているので、そんなジグ選びに神経質になる必要はないと感じました。必要な要素としては
・底取りができるウエイト(150gから200gの幅があれば問題なし)
・センターバランスでフォールで魅せれる
・ド派手でタチウオに視覚でピールできる
*リアにバーブレスのトレブルフックを忘れずに(4本針推奨)
ぐらいに気を付ければ全然問題なく釣れる状況ですね。フォールを多用する方はジグロストが必然的に増えてくるのでできる限り安いジグを揃えたほうがいいと思います。
テンヤで狙う方はこちらをどうぞ ≪船テンヤでドラゴンを狙う方法≫
遊漁船として
大満足な結果となりました。
タイミングが合えばこの青物タチウオシーズンもそうですし、別の釣りものでも乗ってみたいなと思っています。
塩ちゃん(see-o-chan)を簡潔にメリットデメリットをまとめると
メリット
・少人数でも中乗りさんが居てる(タモ入れやお祭り時などに非常に助かる)
・船頭さんも中乗りさんも愛想が良い
・サービスが良い(氷サービスや駐車場から船までの荷物運搬、ビニールサービスなど)
・ガンガン走ってくれる(大物が居てるところまで走ります。僚船情報かな?)
デメリット
・船頭さんが怖そう(gloogleマップのコメントに載っていたから先入観で)に見える。
・魚(ブリ)の血抜きをしてくれなかった(忘れていたのかも)
*船のクーラー保管なので魚を渡しっぱなしにしてて、してくれるものと勝手に思い込んでいた甘えが駄目だったと帰ってから反省してました。
予約時の電話連絡の際にもわからないことを聞いて面倒くさそうに教えてくれる船頭が多い中、塩ちゃんの船頭さんはかなり細かく説明やアドバイスをくれました。
初めての船で一人乗り込みの際には私みたいなおっさんでも少し躊躇してしまうんですが、電話連絡の際から好印象で、釣っている際でもかなり良かったです。
皆さまも釣り船探しで悩んでいましたら是非どうぞ!
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