タチウオの生態を知ろう!太刀魚とも魛とも立魚とも書ける不思議な魚です

タチウオジギング メタルジグ 海釣り
タチウオジギング
タチウオ

8月から年末に向けてのターゲットとなってくるタチウオ。タチウオの生態を知ることによって、釣果を伸ばしましょう。

私は釣って楽しく食べて美味しいので毎年タチウオのシーズンが始まるのを心待ちにしています。大阪湾がメインフィールドなのですが、サバフグが大量発生してPEを切りまくっている時期は心が折れました。

太刀魚(タチウオ)とは

スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する。
体が銀色に輝くのは「グアニン」で鱗は持たない。グアニンは剝がれやすく、釣りたてはキラキラに輝いてるが指で触るだけで落ちてしまうために買う際に鮮度の目安にもできる。

日中は深場に留まっており、夜になるとエサを求めて表層まで上昇してくる。
遊泳力が引くためにエサの魚に追いつくことができないため、頭上を通り過ぎるエサをカミソリのような鋭い歯を使って捕食する。


常時立って泳いでいる認識の方が多いが潮が緩い時は立って泳ぎ、早くなると立ち泳ぎができない。

生態は

タチウオ

回遊魚で産卵期は海域にもよるが5月から10月と言われ長い。
寿命は5から7年程度と言われており、メスの方が大型に成長すると言われる。

北は北海道、南は九州まで日本全国に生息しているが、沖縄などの南部に生息するタチウオは本州のタチウオと種類が異なり「オキナワタチウオ」が生息。

サイズ

長さももちろん大事だが、なんせタチウオはそもそも長いので太さが重要。
これも突っ込みどころは満載だが、図り方は指の本数というアナログかつアバウトな図り方。

表記する際に「指4本」と書くのがカッコ悪いからかなぜかは不明だが、指の英語表記であるFINGGERのFを文字って「F4」と表記する。
呼び名は「エフヨン」か「エフフォー」かは不明だが、微妙なサイズの場合は2.5や3.5などの表記もあり、小さいの個体は「ベルトサイズ」とも呼ぶ。

トラブル回避にはメジャーで図り、写真を撮っておこう。

大物となる「ドラゴンサイズ」サイズの指標は場所や船などによって様々で、長さ120cm以上やF5以上など明確な基準はない。

個人的には食べるために釣るので、長さには興味がなく太さ重視。
まぁ細い個体は骨センベイにするので、どんなサイズでも欲しい!!!!

釣り方

釣り方

日中は深場に居ているので、ショアジギングで釣る難易度は極めて高い。
ショア(堤防等)で釣る場合は夕マズメから朝マズメの時間帯をお勧めします。


釣り方はショアジギングでもワインドでもどちらでもよいが、タチウオが岸によるまではショアジギングで遠方の底を狙い、岸に寄ればワインドで中層か表層がお勧め。
浮き釣りは見てて奇麗で個人的には好きだが、流れがでていると左右の釣り人とと心を一つにしないとお祭りとなるので、放置は厳禁。

オフショア(船)は大半が日中に出ており、テンヤやジギングで狙うケースが大半。
【オフショア『タチウオジギング』の始め方】【タチウオテンヤを3分で解説】などを参考にして欲しい。

特に大型のドラゴンサイズは釣りごたえもありますよね!
船テンヤでのドラゴンタチウオを釣り上げるコツをまとめました≪ドラゴンタチウオの狙い方≫

料理

タチウオは本当に食べて美味しい。
お刺身炙りミリン干し竜田揚げムニエル梅肉上げ塩焼き南蛮漬けかば焼き、小さいタチウオの骨は骨センベイと色々な食べ方ができる。

また、内臓も少なくて下処理が簡単なのも助かる。
問題がなければ、船の場合は釣り上げて移動中に頭と尻尾をハサミなどで切り落とし、内臓を軽く処理するだけで自宅料理が格段に楽になる。

昔は小さいタチウオはリリースやダメージが強い個体はあげていたが、今はどんなサイズでも持って帰るようになった。

この釣って楽しく食べて美味しいタチウオ、沢山の釣果になることを祈っておきます。

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