ブレードジギングはメタルジグの後部にブレードが付いたルアーを使ってターゲットを誘い出す釣り方です。特にサワラとの相性が良くその強烈な引きと美味しさから人気を集めています。結構簡単にスタートできますし、特別難しいアクションなども必要ありませんので是非やってみましょう!
ブレードジギングの注意点
ブレードジギングの注意点は大きく2つあります。いずれもブレードジギングには重要となりますので覚えておきましょう。
アクション
ブレードジギングの特徴としてはシンプルなアクションとなります。高速リトリーブ(糸を巻くこと)するだけの簡単アクションとなります。比較的小さなシルエットのジグも用いて、サワラを狙い場合にはできる限りストップアンドゴーやフォールはしない様にしましょう。ジグを丸呑みにされてロストするリスクが高まります。
高速巻きの棒引きをしているのでスムーズなフッキングができる体制にしておきましょう。スムーズで十分なフッキングができる様に、ラインとロッドは直線(180°)ではなく135°ぐらいになるようにしなしといけません。90°に近づきすぎると後ろにロッドを動かす余白が少なくなって十分なフッキングができないので気を付けましょうね。
サワラが少なくハマチブリなどの回遊魚が多い海域でしたらストップアンドゴーやフォールなどを用いるなど色々なアクションで試してみましょう。
速度
【リールから煙が出るくらいの速度】で巻きましょう。主なターゲットであるサワラは非常に遊泳速度が速い魚です。高速巻きにより、サワラの高速移動に合わせ、ルアーをアピールすることで、より多くのバイトチャンスを生み出すことができます。
リールはHGかXG
高速巻きが必要となってきますので選ぶリールはリール一回転あたりの巻上量が多いHG:ハイギアかXG:エクストラギアを選びましょう。PE自体は太くなくても大丈夫で0.8~1.5号程度を使用しますので番手は4000~5000番で大丈夫です。
性能ならばシマノフラッグシップグレードのステラSW、自重ならば2024年最新作のストラディックSWがお勧めです。まずは手持ちのルールで流用してからで購入するかどうかの検討で全然OKだと思います。
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フッキング
サワラは非常に高い遊泳力を持ち後ろから猛スピードでジグにアタックしてきます。勢いよく食らいつくのでフックが口を通り越してエラでフッキングすることが多々あります。そのままフッキングしたままだと鋭い歯でリーダーが切られてしまいますので強引なフッキングでフックを口までずらします。
ブレードジギングの第一人者のシャウト小野さんもシングルフックを推奨しているのはそのためですね。
ブレードタイプ
ブレードの形状は大きく2タイプありシャープなウィローリーフタイプとコロッと丸いコロラドタイプがあります。ブレードジギングには大きな波動とアピール力が強いコロラドタイプを選びましょう。
いかがでしたか。ブレードジグを早く巻くだけとなりますので非常に簡単です。
ロッド
オフショアのブレードジギングはキャスティングが基本となります。またアンダースローでのキャスティングが多くなるために6ft~7ft(180cm~200cm)程度の長さが使いやすいです。短すぎると飛距離が出ないですし長すぎるとキャスティングしにくくなります。
大型のジグを使用する機会は乏しく30gから大きくても100g程度です。またロッドが硬すぎるとバイトを弾いてしまいますので1~3番が使いやすいです。
- 長さ:6ft~7ft(180cm~200cm)程度
- 硬さ:1番~3番
- タイプウェイト:30g~100g(よく使うのは30g~60g)
リール
上でも少し触れましたがブレードジギングは高速巻きができて初めて成り立ちます。なので形状はスピニングリール一択です。また巻上量が多きHGハイギアかXGを選びましょう。
PEは0.8号~1.5号を200m~300m巻けたら充分なので4000番~5000番で充分です。6000番以上は自重も重くなりますし、延々とキャストを続けるので体への負担が多くなるのでお勧めはしません。
いかがでしたでしょうか。道具さえ整えば結構簡単に始めれそうではないでしょうか。シーズンになれば脂乗りが最高の「バターサワラ」と言われる身が真っ白の極上サワラが狙えます。
ゲーム性が高くて釣って楽しく食べて美味しいサワラを楽しく釣り上げましょう。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。
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