オモリグは【誘い方】や【エギの選び方】【当日の潮状況】などを考慮しなければサイズも数も難しいです。状況を上手に見極めてコツがわかれば「数のイカメタルでサイズのオモリグ」が実現します。
注意するポイントがわかれば大剣サイズも案外簡単に釣れるかも。
キャストで明暗部を狙おう
警戒心の強い大型のイカは少し離れた明暗が分かれる場所に潜んでいて、寄ってきたベイトにアタックします。なのでバーチカル(真下)ではなく、キャストして明暗部を狙いましょう。
基本的にはキャストして底を取ってからシャク上げて棚を探すのもいいですが、「着水して10秒でラインを止めてカーブフォール5秒」などフォール時間など色々調整して釣れる棚を探りましょう。
潮の効きを見極めよう
ハリスが張っていなければエギのアタリがわからないどころか糸絡みの原因となります。なので次の事を心がけましょう。
- 潮が効いていない(流れていない)時は短め
- 潮が効いている(流れている)時は長め
長さの目安としては短め:50~100cm、長め100~150cmです。また、あまりにも潮が効いていなければイカメタルに切り替えましょう。
仕掛けの自作
オモリグ仕掛けに使っている部品は非常に少なく、またシンプルなために年に何回か釣行される方は自作をお勧めします。コストだけではなく状況に応じて作り直すことができるので臨機応変な対応が可能となります。
リーダーとハリス
硬くてハリがあるので糸絡みしにくいのがエステルの特徴です。更に緑色の漁火グリーンエステルは集魚灯に溶け込むカラーなので浅いタナでも効果的です。
リーダーは流されにくいように2号程度、ハリスはトラブル回避と潮を受けてラインが張るように5号程度をお勧めします。
サルカン
一時期は品切れ続出だった「出雲デスフォール」を世に送り出したバンガードジャパンのスナップ付きBBスイベルです。一時期は色々な部品を付けて自作していたのですがシンプルな仕掛けの方が何かと便利です。
オモリ
ヤマシタからピタッと止まるシンカーその名も「フリーズシンカー」が販売しています。ステイが重要となる釣りなのでこのシンカーはお勧めです。
少し割高ですが1杯釣り上げたら元は取れそうです。
号数にもよりますがメジャークラフトはやっぱりお値打ち価格なので嬉しいですね。
スナップ
私は少しアタリが減れば頻繁にエギ交換をするのでこのスナップに注目しています。たまにスナップがキッチリと閉まっていなくて飛んで行った経験もあるので楽で簡単に交換できるのが魅力です。
新作エギ
大型のイカは警戒心が強くゆっくりとしたフォールスピードのエギがお勧めです。今年はオモリグ用のスローフォールエギの新作が多く出ているのでご紹介します。またサイズは2.5号が中心ですが、1.5号や1.8号などの小型のエギにしか反応しないときもあるのでタックルボックスには入れておきましょう。
メロメロスロオーフォール
みんな大好きメジャークラフトから11秒/1mのデットスローのエギ「メロメロスローフォール」が発売されました。2.5号しなかいのが残念ですがお勧めの新作です。公式サイトは《こちら》
イージーフォール↓
なんと言ってもわかりやすいデザインが気に入っています。エギは段々と増えてきて一目でなんのエギかわからなくなるのですが、このマークは一目でイージーフォールってわかります。5.5秒/1mとやや沈下速度は速いですが、パタパタの潮受けがよくラインが張りやすいです。しかしこれも2.5号のみの販売です。公式サイトは《こちら》
カドル1.8号
10秒/1mのスローフォールでブレードが付いていて1.8号のサイズ「カドル1.8」が販売しています。イカメタルでもオモリグでも全然アタリがない時や、どう猛なヤリイカメタルの時には絶大な効果を発揮してくれそうです。公式サイトは《こちら》
誘い方
文字で表現すると非常に長くなって難しく捉えてしまいがちになるのでこの動画を一度ご覧になって下さい。
ちなみにですがイカが上がってきて活性が高まったときには手返しの良いイカメタルが楽ですよ。トラブルも少ないですしバーチカルはやっぱりイカメタルです。
今年の日本海はまだケンサキイカがあまり入ってきておらずスルメイカが中心となっていますが、スルメは引きが強くて釣ってて楽しいですよね。ナイトゲームで日中の暑さから免れることができる釣りなので釣っている時はいいのですが、帰りは睡魔との戦いになるので運転は気を付けてくださいね。
それでは本日も皆様の爆釣と安全釣行をお祈り申し上げます。
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