初めてのジャンルに飛び込むときは誰しも躊躇してしましますよね。
特にジギングやオフショアジギングはしていてもエギング経験はなく、やってみたいけど何をどうしたらいいのかわからなくて先延ばしにしていませんか?
そんな方には今の秋イカ狙いの時期に合わせてデビューしたら釣りやすくてハードルが下がりますよ。
なぜ今の時期がいいの?(秋イカ狙い)
秋イカと言われるのはアオリイカの新子の事を指す場合はほとんどとなります。
初夏頃まで(1月~8月頃)に産卵が始まり、3か月前後のアオリイカはより早く成長するために活動的にエサを捕食しだします。
場所によって産卵の時期が異なりますので、近くではいつ釣れ出したのかを調べるのにアンテナを張っておきましょう。
またエサを求めて活発に回遊するため釣れやすくなり、デビューの時期としては最適となります。
1cm程度の産まれたアオリイカが群れで見えるのもこの時期が多いかもしれませんね。
アオリイカは年魚
アオリイカは1年で死んでしまう年魚となります。
秋イカのサイズは大体500g前後がアベレージとなり、大型が釣れる春イカのサイズは1kg程がアベレージサイズとなります。
*目安:胴長30cm→1kg程、胴長40cm→2kg程度
和歌山串本では南方系巨大アオリイカ通称『レッドモンスター』を釣り求めに行くつわものも多い。
2kg以上は大物と言われていますが、3kg程度はもちろんのこと5kgオーバーの驚愕である夢サイズのレッドモンスター捕獲歴もあります。
釣り方
まだまだ警戒心よりも好奇心が強い時期ですので、繊細なロッドアクションは不要となります。
それも秋イカデビューが最適な理由の一つですね。
大きく竿を二回あおり上げてエギを左右にダートさせてステイ!
ダートでアオリイカに注目してもらってステイ時のフォールで抱かせるのがエギングの基本となります。
注意するポイントとしては『フォールの姿勢』です。
フォールの姿勢が安定しないとエギは抱いてこないので、姿勢を安定させることには気を付けましょう。
ロッド
専用ロッドも多々出ており、専用ロッドを買うのが一番良いですがハマる釣りになるかどうかわからないので代用品としてはシーバスロッドでも対応は可能です。(感度ははやり鈍いです)
長さ
キャストはする釣りとなりますがショアジギングの10ft程は必要なく、8ft台(1ft:30.48cm)が取り扱いが良く平均的な長さとなります。
混雑エリアなどでの取り回し重視ならば7ft台(短い部類です)、ガッツリ遠投重視ならば9ft台(長い部類です)で選ばれたら良いと思いますが、初めてならば無難な8ft台にしましょう。
硬さ
硬さは柔らかい順で、ライト(L)、ミディアムライト(ML)、ミディアム(M)、ミディアムヘビー(MH)、ヘビー(H)となります。
使うエギによって硬さを変えていけばいいのですが、汎用性が高いのはMLかMとなります。
小さいエギを使う可能性が高れば高いほど柔らかくし、逆に大きくするほど硬めのロッドを選ぶのですが、しっかりとエギの重さをロッドに伝えて反発できる硬さを選びましょう。
メーカのHPには適合のエギサイズも乗っておりますし、店頭で買う際には店員さんに聞くと殆どの店員さんが優しく教えてくれますしアドバイスもしてくれるので聞くことにしましょう。
アクションを絶えず行う釣りとなりますので、軽さは重視しましょう。
100gを切れば軽く、120gまでは軽量クラス、120gを超えれば少し負担になってくるかなとの認識で大丈夫ですが、リールとのバランスも大事です。
■みんな大好きエメラルダス:13,000円台
■みんな大好きエメラルダスのちょっとグレードUP:23,000円台
■シマノ23モデル セフィアSS:24,000円台
リール
エギングはフォール中のアタリを捉えて掛けていく釣りになりますので、ロッドとのバランスが大事になってきます。
サイズ
また、シマノでもダイワでもどちらでも好みで選んで問題ないですが、サイズは気にしましょう。
シマノ:2500・C3000(ボディサイズ1000~2500)
ダイワ:TL2500・TL3000(ボディサイズ1000~2500)
*販売年月によってボディサイズが異なりますので注意してください。
ギア
・糸ふけを早く取れるHG
・スローに誘えるPG
上記の2点で意見は分かれるところですが、最近は糸ふけの回収重視でHGに人気が集まっているようです。
理想は状況に応じての2本持ちですが、デビューでいきなり2本はどかと思いますのでまずはHGがお勧めです。
■みんな大好きエメラルダス:25,000円台
■持ってるだけで上手いと思われるステラ:69,000円台
■シマノと言えばこれを思い出す人が多いのでは:26,000円台
エギ
エギングをするうえでエギチョイスは悩みますよね。
秋イカの攻略はカラーも大事ですが、サイズとフォールスピードで選んでみましょう。
サイズ
数が多い小型のイカは2.0号などの小さめに好反応を示しますが、小さいイカばかりが釣れてしまうので、小型のエギは最終手段として残しておきましょう。
まずは3.0号のエギで挑戦して、反応がなかったり寄ってくるけど抱かないときにサイズを2.5号などに下げ、それでもの抱かなくてボウズ逃れで最終手段の時に2.0号の最終兵器を投入しましょう。
サイズダウンの前に・・・
もしエギを複数個買う余裕があれば、同じサイズでもシンキング速度の違うものも買っておきましょう。
ベーシックタイプを使ってみて抱いてこなければシャロータイプに変更してみましょう。
カラーローテーション
秋イカは新子が中心となっており、警戒心よりも好奇心が勝る場合が多いです。また足元手前まで追ってきたり、サイトフィッシング(見え釣り)が醍醐味でもありますのでまずは視認性の高い派手なカラーで攻めてみましょう。
ラトル入りなどを利用して音で興味を引くのもありですね。
*人影には警戒されるので、姿は見えずしましょうね。
派手なカラーやラトル入りなどでは警戒されてしまう場合はナチュラルカラーに変えていきましょう。
釣り場所
【テトラ帯】まだまだ外敵が多い新子になるので、ストラクチャー(障害物)が多い所を好みます。テトラ帯は正しく新子が好む場所ですね。
釣り慣れている方ならご理解いただけますが、テトラの上は危険ですし落下すると命を失う場合もありますので細心に注意をしましょう。
【漁港】遊泳力が低い新子はシャロー(浅瀬)を好みます。漁港などでは新子の群れが見えたりもしますのでサイトフィッシングで釣りあげましょう。
【堤防】小魚の多い潮通しの良い堤防などは新子から見たらビュッフェレストランんの様な場所となります。潮の流れが激しすぎるところは厳しいですが防波堤などは絶好のポイントです。
シマノセッティング
最初にセットを揃えようと思えばどれを買えばわからないですよね。
私もジギングやイカメタルばかりやってきて流用できるシーバスセットもなかったので何をどうしたらいいのか全然でした。
色々なサイトを見ても悩んでいて究極の行きついたのがSHIMANOやDAIWAのトップ釣り具のHPに乗ってるセットのパクリでした・・・・
今回はシマノHPセフィアBBのセッティングです ≪詳しくはこちら≫
■ロッド:セフィアBB S86ML
■リール:セフィアBB C3000S
■ライン:セフィア8+0.6号
BBは汎用モデルとは言えどもAmazonで頼んでもロッド+リール+ラインで30,000円ならばなんとかなりそうな気がします・・・・麻痺してきたのでしょうか。
流用できるセットがあれば一番コスパよくエギングデビューできますし、年内はガッツリ楽しむ覚悟で30,000円の出費を腹くくるかですね。
ちなみにエギも数タイプ必要なのでもう少し出費の覚悟は必要かと思います。
面白いエギが今年デビューしましたのでご紹介しておきますね ≪飛ぶキラリ紹介≫
エギングデビューに最適な秋イカシーズンが到来しましたので、ベテランさんはデカいサイズを、デビューの方はまずは1杯を釣り上げましょう!
今はタチウオが回遊していますので、状況によってはイカからタチウオに切り替えましょう。
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