大阪湾ではタチウオが沸いてるか如く釣れまくって、船ならば竿頭は100匹がごく普通となり驚かなくなりましたね。
100匹も要らないし、船に乗るのも億劫なのでもっと手軽に防波堤や沖堤防から釣れる釣り方を解説します。
テンヤの引き釣りで狙おう
テンヤとはオモリと針が一体化された道具です。オカッパリからはジグやワインドで釣ることもできますが、独特の技術がいるので、最も簡単と思っているテンヤでの引き釣りを解説します。
用意する物ロッドセットは
ガッツリした道具は必要なく、既にルアー釣りをされている方はお持ちのエギングタックルやシーバスタックルなどで利用してるライトなロッドやリールで大丈夫です。
MAX50g程度が背負えるロッドがあれば問題ないですが、短すぎるロッドは飛距離が稼げないためにあまりお勧めはしません。専用ロッドも出ていますが、まずは流用品を使用してハマれば道具を揃えていきましょう。
仕掛けを用意しよう
仕掛けの大半を占めるのはテンヤ。サイズは10gから大きくても50g程のテンヤが必要となり、よく使うサイズは大体20g台が中心となってきます。
極論これに餌を付けてリーダーに結んで投げたら大丈夫なぐらいタチウオテンヤは非常にシンプルなしかけとなります。ここからは先は無くても大丈夫だがあればよいカスタムになりますのでご覧ください。
発光体
発光体(ケミホタル)の25~50のサイズを用意しましょう。
タチウオの狙う時間帯は暗くなった時間帯が多く、「視認性の向上」「集魚力のUP」が目的となります。
たぶん大半なの方がつけていると思いますし、テンヤの種類によっては、直接つけれるタイプもあります。
トレーラーフック
タチウオは捕食力が弱い魚になりますので、ミスバイトが多くなります。そこでトレーラーフックが大活躍します。
状況によっては釣り上がった大半はトレーラーフックに掛かっているケースもあるぐらいなのでお勧めします。
これも大半の人は付けていると思いますが、ちょこちょこズレますので定期的に確認して真っすぐに治してあげましょう。
エサは大きく分けて3種類
色々なものがエサとしてチャレンジすることはできますが、今回はオーソドックスな3種類のエサをご紹介します。慣れてきたら色々なエサを使ってチャレンジしても面白いですよ。
キビナゴ
オーソドックスなエサとなります。幅広い地域で売られていますし長持ちするように加工がされているのが便利です。価格もリーズナブルで付けやすくぬめりなどが少ないのも良いですね。
ドジョウ
関西ではポピュラーな活きエサとなりますが、関西以外ではあまり釣具屋さんに売っていないとの声も多いエサです。一匹80円前後とやや価格が高価なのですが、エサ持ちが良くて多少痛んでいてもタチウオがガンガンと食いついてきます。
生き餌となりますので慣れていなくて上手に付けれない場合は、可哀そうですが壁か地面に叩きつけて気絶させてから付けましょう。
ワーム
手軽さで言えばNo1ですね。餌ではなくてワームになるので臭いもヌメリもなく、エサ持ちも良いので手返しは抜群に良くなります。
しかし餌には勝てず食い込みは悪くなりますが、アピール力の強いグローカラーなどで集魚力を増すことができます。
誘い方
別段しゃくったりなのでアクションは不要の棒引きの釣りとなります。その代わり釣り方で気を付けるのは【引いている棚:着水からのカウント】・【棚を引く速度】は気を付けましょう。
活性が上がってくるとトップを引いてくるだけでバイトしてきますので、エキサイティングな釣りになったりします。
全然バイトがない場合は・・・・
ちょっとアクションを付けてあげましょう。お勧めのアクションとしては【ストップ&ゴー】・【リフト&フォール】になります。
フォール中の速度によってもバイトに差がでますので、ウエイトで調整をしましょう。またアクションを付けるとタチウオのミスバイトが誘発されてしまいますので、テンヤロストが多い場合はワイヤーリーダーにするなどして対策しましょう。
日没から活性が上がり水面に近づき、岸に寄ってくるタチウオ。餌釣りとルアー釣りのハイブリッドでゲーム性が高く、ハマれば中毒になる人が続出していますよね。
大阪湾は特にタチウオ人気が高いエリアとなるので、人気のスポットは夕方からの場所取りが必須の所も多々見られます。トラブルの無いように譲り合いの精神で楽しく大漁に釣り上げて美味しくいただきましょう!
もっと釣り上げたい場合は・・・・≪船からのタチウオテンヤを始めましょう≫
船テンヤでドラゴンを狙うには・・≪ドラゴンタチウオの狙い方≫
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